浴室コーティングを長持ちさせる日々のお手入れ
せっかくの浴室コーティングも、水垢(ミネラル)や石鹸カスが上に積もると体感が落ち、「弾かない・曇る・ざらつく」に。再塗布に頼る前に、日々の“残さない”運用で寿命は大きく変わります。本記事は、親水/撥水タイプどちらにも効く最短ルーティンと素材別の注意点、そして「ここから先はプロ清掃で時短」の境界線を簡潔にまとめました。

コーティング長持ちの
基本原則(親水/撥水 共通)
- 付けない:入浴前に汚れ源(皮脂・整髪料)をシャワーで軽く流す
- 残さない:入浴後は冷水で全体を流して温度を下げる→水分と洗剤分を残さない
- 乾かす:拭き上げ1分+換気(浴室乾燥/強運転20〜30分)
- 親水タイプ…水がシート状に流れる前提。水滴を素早く拭くと水痕の核が育ちにくい。
- 撥水タイプ…水玉の滞留で輪染み化しやすい。水玉を切る冷水シャワー→ワイパー→拭きが有効。
入浴後“1分ルール”の
具体手順(今日から)
- 冷水リンス(20秒):壁・ガラス・水栓に冷水を上から下へ。結露を抑え、水玉を小さく。
- ワイパー or 大判クロス(30秒):ガラス・鏡・平面を一方向でスッと。
- 要所だけ乾拭き(10秒):水栓根元、ドア下レール、鏡の下端。
- 換気(そのまま):乾燥運転または強換気を20〜30分。ドアは少し開けて通気を作る。
週1〜隔週メンテ
(最短で“核”を断つ)
- 中性洗剤で脱脂(壁・床・水栓)→ぬるま湯リンス
- クエン酸パック(10〜15分):ガラスや金属の白い輪にのみ。流したら必ず乾拭き
- 目地・ドア下:細部ブラシで一方向に。砂粒は先に回収
NG:酸×塩素の混用は厳禁(有毒ガス)。
金属に酸を長時間放置/ダイヤパッドの力任せ研磨はコート面の寿命低下に直結します。
素材別ポイント
(コート面を守るコツ)
- 鏡/ガラス:強研磨は虹ムラの原因。ウロコは酸→軽圧クロス→だめならプロ清掃へ。
- 水栓金属:酸は短時間→すぐ中和&拭き。白濁や変色に注意。
- 人工大理石・樹脂パネル:酸/アルカリに弱い素材あり。目立たない所で試験→合わないときは中性に戻す。
- タイル目地:カビ取りは単独・短時間で。流したら完全乾燥。
こうなったら
プロの清掃が効率的
- 拭いても常に白く曇る/ギラつく
- 水弾きが不均一で水玉の道が固定化
- 鏡に固い輪染み、水栓に点食い(小さな腐食)の兆候
よくある質問
- Q. 毎日ワイパーは面倒…最小限は?
A. 冷水リンス+平面だけワイパー→週1で細部。メリハリで十分です。 - Q. クエン酸の頻度は?
A. 週1〜隔週。金属部は短時間&すぐ拭き。 - Q. 浴室乾燥がない場合は?
A. 扇風機で送風、ドアを少し開けて通気を作ると乾きが早まります。 - Q. コート面が不明…どう判断?
A. 写真診断で材質と状態を確認し、安全な清掃手順だけご案内します。
まとめ
- 長持ちの鍵は付けない・残さない・乾かすの3点。
- 入浴後1分ルール+週1スポットケアで体感が維持。
- 曇り・輪染み・ムラが進んだら、再塗布でなくプロ清掃で“上乗せ汚れ”を外すのが近道。まずは写真1枚で現在地を確認しましょう。








