浴室の毎日3分+月1時間で浴室が続く
浴室は掃除してもすぐ汚れが戻り、時間ばかりかかってしまう——そんなお悩みには、ケアを毎日3〜5分の“さっと”+週1×15分+月1×60分の三層構造に分け、「置かない・浮かす・拭く・換気」という仕組みで予防を先取りするのが効果的です。

なぜ効くのかというと、モノが床や棚に“置かれている”ほど濡れてヌメリが育ちやすく、乾かないほどカビが増殖しやすくなるから。浮かす収納+拭き上げ+24時間換気で“汚れが付着している時間”を短くできれば、汚れは薄く・遅くなります。家族で同じ手順を共有すれば清潔感は安定し、掃除時間も体感30%短縮。忙しい日でもムリなく回せます。
準備する道具はスクイージー・中性洗剤・色分けクロス・小型ブラシの基本4点で十分。「混ぜるな危険」と換気のルールを守れば、小さなお子さまがいるご家庭でも安心して取り入れられます。
毎日3〜5分で完了!浴室 掃除 ルーティン
水切り→拭き上げ→換気の“3アクション”
- 水切り(60秒):浴槽外周・壁・床の水滴をスクイージーでざっと落とす。
- 拭き上げ(90秒):鏡・水栓・棚の指紋と水滴だけを色分けクロスでサッと。
- 換気(30秒):換気扇ON、ドアは閉めてガラリだけ開放が基本。窓がある場合はどちらか一方にして空気の通り道を固定します。
最後に排水口の髪をつまんでポイ(30秒)。ここまでで3〜5分。
浮かす収納で「置かない→乾く→汚れない」
ボトル・イス・洗面器はフックやマグネットで“浮かす”のが最短ルート。床から離れる=乾く=ヌメリが育たないので、毎日の“さっと”だけで十分回ります。家族の本数は各1本ルール、どうしても別が必要なら持ち込み式に。

週1×15分の“しっかり掃除”—毎日 掃除 月1の中間
床の凹凸・目地/ドア下・排水口の時短リセット
- 床:中性洗剤を噴霧→床ブラシで一方向に。凹凸のピンク汚れは目地ブラシで要所だけ。
- ドア下:換気の通り道で汚れが溜まりやすい。ブラシでレールをかき出し→水で流す。
- 排水口:ヌメリは外せる部品を外して中性で洗い、乾燥させて戻す。
- 鏡・水栓:水滴跡に酸性(クエン酸)をペーパーで密着→数分→水拭き→乾拭き。
すべて15分内を目安に、“気になる所へ一点集中”がコツ。
家族分担テンプレ(誰が・いつ・どこを)
- 金曜夜:入浴後に親Aが床・ドア下、親Bが鏡・水栓。
- 土曜朝:乾いたパーツを戻し、排水口を子どもと一緒に点検。
- ルール:「使った人が最後にスクイージー」を合言葉に。
月1×60分の徹底ケア—カビ 予防 風呂の決定版
防カビ・風呂釜・鏡の軽ウロコまでの安全手順
- 防カビ剤:使用前に浴室を乾かす→使用→十分換気。
- 風呂釜(配管洗浄剤):表示に従い単独使用、混ぜない。
- 鏡の軽ウロコ:酸性→水拭き→乾拭きで様子見。強い研磨は広げやすいのでNG。
- パッキンの黒ずみ:塩素系漂白ジェルの点置き→規定時間→水で流す。
※酸性と塩素系は絶対に混ぜない。区切って使い、毎回よくすすぎ+5〜10分換気を挟みます。
混ぜるな危険・換気・乾燥のセーフティガイド
- 作業中は手袋・換気扇ON、子どもは別室。
- 高所・電気部品周りは布を固く絞る。
- 仕上げはスクイージー→クロス→換気で“水分ゼロ”を目指す。
続ける仕組み—道具配置と“ついで掃除”の設計
マグネット壁収納/色分けクロス/チェックリスト
- 壁掛け:床に置かない→乾く→汚れない。マグネットで床ブラシ・目地ブラシを壁面に一本化。
- 色分け:鏡=青、床=灰、排水口=黒など役割ごとに色を固定。
- 見える化:週間チェック表をドア裏に貼り、家族で“済”に丸を。
帰宅導線とバスルーム導線のつなぎ方
- 洗濯機へ直行→タオルを1枚多めに持ち、出る前に拭くのを“ついで化”。
- 最後に入った人=スクイージー担当を固定して“誰がやる?”をなくす。
まとめ:仕組みで汚れを育てない
- 毎日3〜5分は「水切り→拭き上げ→換気」だけ。
- 週1×15分/月1×60分で要所をまとめてリセット。
- 置かない・浮かす・乾かすで“汚れの育成時間”を断つ。
続けられる掃除は“気合い”ではなく“段取り”です。手に余る水垢・カビは、洗いぐまクリーニング(大田区)へご相談ください。分解洗浄や防カビまで安全設計で対応します。