クエン酸で落ちない鏡のウロコ汚れを落とす3ステップ
お風呂の鏡にこびりつく「白いウロコ汚れ」。
クエン酸や重曹で掃除しても、なかなか落ちずに困っていませんか？
実は、ウロコ汚れには汚れの種類に合った段階的な対処法が必要です。
間違った方法でこすってしまうと、鏡に傷をつけてしまうことも。
今回は、家庭でも安全にできる“プロ直伝”の3ステップ掃除法をご紹介します。
手間をかけずに、ピカピカな鏡を取り戻しましょう。
なぜクエン酸や重曹で
ウロコが落ちないの？
ウロコ汚れの正体は“カルシウム”と“シリカ”
ウロコ汚れの主な原因は、水道水に含まれるカルシウムやシリカ（ケイ素）などのミネラル分です。
水滴が乾くと、これらの成分が固まって白く残り、時間が経つとガラスと化学的に結合します。
この「ガチガチに固着した汚れ」が、一般的なクエン酸掃除では落ちにくい理由です。
汚れの性質に合わせた掃除が必要
- 軽度なウロコ汚れ：クエン酸などの酸性洗剤で中和すればOK。
- 頑固なウロコ汚れ：酸では溶けにくく、研磨による物理的除去が必要。
- 白い粉状の石けんカス：酸性ではなく、重曹などアルカリ性洗剤が有効。
つまり、「すべてクエン酸で落とす」は誤り。
汚れの種類に合わせて段階的に落とすのが、鏡掃除のコツです。
鏡のウロコを落とす
3ステップ
鏡掃除を失敗しないための
ポイント
強くこすらない・研磨剤は様子を見ながら
鏡の表面にはコーティングがされている場合が多く、
強くこするとコート剥がれやくもりの原因になります。
目立たない端で試してから使用しましょう。
掃除後は“完全乾燥”が鉄則
最後に乾いたタオルで水分をしっかり拭き取りましょう。
水分が残ると、せっかく落とした汚れが再び跡になってしまいます。
まとめ — 正しい手順で鏡の輝きを取り戻そう
クエン酸や重曹だけでは落としきれないウロコ汚れも、
「酸でゆるめて、研磨で落として、防汚で守る」の3ステップを意識すれば、
家庭でもプロ級の仕上がりが実現できます。
忙しい日々でも、週1回のクエン酸パック＋毎日の水切り習慣で、
鏡の透明感はずっとキープ可能。
今日からぜひ、“ウロコゼロの浴室鏡”を目指してみてください
