洗面台の排水口&オーバーフロー徹底クリーニング
洗面台の生乾き臭、手を洗っているときの逆流音、黒いぬめり——。表面を拭いても戻るのは、排水トラップ~オーバーフロー穴(ボウル上部の穴)にたまった皮脂・石鹸カス・歯磨き粉が“核”になっているからです。この記事では、家で安全にできる最短のセルフ手順と、プロの分解洗浄で何が変わるかを、わかりやすく解説します。

なぜにおいが戻る?
(原因の切り分け)
- 排水トラップ内の汚泥:髪・皮脂・石鹸カスがバイオフィルム(ぬめり)化
- オーバーフロー内の付着:上部の穴から内部へ垂れた泡が乾き→再湿潤で臭気
- 金物まわりの隙間:排水口金具の縁に黒い縁取りが育つと戻りが早い
- 通気不良・ドレン勾配:ホースの折れ・詰まりで逆流音/水はけ低下
自宅でできる最短セルフ手順
(安全優先)
準備
- ゴム手袋
- 中性洗剤
- 古歯ブラシ
- ピンセット
- マイクロファイバークロス
- 小カップ
NG:酸×塩素の混用不可・強アルカリで金属白濁・電装に水をかける
- ごみ回収:排水口のヘアキャッチャーを外し、ピンセットで回収。
- 中性で脱脂:泡をのせ2~3分なじませ、ブラシで縁・ねじ部・溝を一方向に。
- オーバーフロー穴:小カップでぬるま湯を少量ずつ注ぎ、溢れる前に止める→綿棒や細ブラシで軽く。
- 徹底リンス→乾拭き:洗剤分を残さない。金物の縁は水分ゼロに。
- 通水確認:水を勢いよく流し、渦と音の変化を確認。
失敗あるある
- 強い薬剤を長時間放置→メッキ・樹脂が劣化
- 仕上げの水分残り→ぬめりの再発が早まる
- 先に濡らして汚れを泥化→二度手間
“戻りを遅らせる”
週間ルーティン(5分でOK)
- 週1:中性で泡置き→一方向ブラッシング→完全リンス&乾拭き
- オーバーフロー穴は少量のぬるま湯で流路を保つ
- 歯磨き粉・化粧品は直接流さず、ティッシュで軽くオフしてから流す
- ボウル外周の水切り:最後にクロスで一周拭き(水の溜まり道を作らない)
こうなったらプロの出番
(分解洗浄の基準)
- 3~7日でにおいが復活
- 排水口金物の縁に黒い輪が常在
- オーバーフロー内の黒ずみが目視できる
- 水はけが極端に遅い/逆流音が頻発
よくある質問
- Q. 重曹×クエン酸は?
A. 発泡で”押し出す”感はありますが、油脂の脱脂は中性洗剤が効率的。混用は材質により白濁の恐れ。 - Q. パイプ用強薬剤は早い?
A. つまり原因が髪+皮脂なら、回収→中性→リンスが安全で再発しにくいです。 - Q. 子どもがいても作業可?
A. 換気・手袋でOK。薬剤は最小限・短時間を徹底してください。
まとめ
- におい・ぬめりの“核”は排水トラップとオーバーフロー内。
- 家では回収→中性脱脂→徹底リンス→乾拭きが最短。
- すぐ戻る・水はけ不良は分解洗浄が近道。まずは写真1枚で現在地を確認しましょう。

