浴室の普段掃除から“防カビコーティング”へ|再発を遅らせる最短ルート
「掃除しても数日でカビ臭が戻る」「目地やドア下レールがすぐ黒くなる」——。
カビは栄養(皮脂・石鹸)+水分+温度+時間が揃うと増殖します。普段の掃除で“栄養と水”を減らす運用に切り替え、最後の仕上げとして防カビコーティングで“とどめ”を刺すのが最短です。本記事では、日々のルーティン→週1メンテ→コーティング適用の見極めを順番に整理します。

日々のルーティン
(“栄養”と“水”を残さない)
目的: カビの増殖条件を4→2条件以下に落とす
- 入浴前:髪・体の整髪料やボディオイルを軽く流す(栄養を持ち込まない)
- 入浴後すぐ:中性洗剤を泡で広げて20秒→ぬるま湯で一方向リンス
- 仕上げ1分:
- 冷水シャワーで全体の温度を下げる(結露抑制)
- ワイパー or 大判クロスで壁・ガラスを一方向に
- ドア下レールと床の水溜りを点拭き
- 換気:強運転20〜30分。可能ならドアは1〜2cm開放で通気路を作る
NG:酸性と塩素系の同時使用は不可/目地を強研磨して粗し面を作ること
週1メンテ
(核だけを狙って最小時間)
- 中性で脱脂(5分):壁・床・水栓を泡置き→一方向ブラッシング→リンス
- ミネラルスポット(5〜10分):白い輪や水栓根元はクエン酸パック短時間→必ず完全リンス
- ドア下レール&目地(3分):砂粒を先に回収→細部ブラシで一方向→乾拭き
→ ここまでで「栄養」と「水の停滞」を削減。“核”が残る面ほどコーティング効果が活きます。
防カビコーティングの
適用判断
- 目地・レール・パッキンに点在する再発(面ではなく線や点で戻る)
- 拭き・換気の習慣はあるが、3〜7日で色戻りする
- カビ取り剤の使用頻度が週1以上になっている
- 小さなお子さま・在宅時間が長く湿度が高めのご家庭
前提:コーティングは汚れの上塗りでは効果が薄いため、事前に分解洗浄で核を除去→乾燥→含水率の安定を確認してから施工します。
施工フロー(分解洗浄→乾燥→防カビコーティング)
- 可視化と養生:目地・パッキン・レールを点検、周辺養生
- 分解洗浄:ドア下レール・排水まわり・目地の汚泥とミネラル核を除去
- 完全リンス→乾燥:洗剤分ゼロにして表面水分を切る
- 防カビコーティング:対象部位(目地・レール・パッキン中心)へ適用
- 仕上げ:再発抑制の運用レクチャー(本記事のルーティン)
※所要や可否は材質・状態によって変わります。写真1枚で判断・概算をご案内します。
よくある質問
- Q. コーティング後の掃除は?
A. 本記事の”1分仕上げ”+週1メンテは継続。薬剤は中性中心でOK。 - Q. どこに施工するの?
A. 目地・レール・パッキン等の”線・点部位”が中心。鏡や金属面は別途判断。 - Q. どれぐらい持つ?
A. 使用環境と運用次第。拭き上げと換気が体感寿命を大きく左右します。 - Q. カビ取り剤は併用可?
A. 可。ただし単独使用・短時間・十分なリンスを守ってください。
まとめ(悩み→解決→証拠→次の一手)
- 悩み:掃除しても短期で黒ずみ・カビ臭が戻る
- 解決:毎日の1分仕上げ+週1の核だけメンテ→必要部位に防カビコーティング
- 証拠:レール・目地の点再発が減り、清掃頻度がダウン
- 次の一手:まずは写真1枚で部位と材質を確認し、分解洗浄→コーティングの可否をご提案

