リフォーム後のシンクコーティング|新品の艶を長持ちさせる最短ガイド

せっかくの新しいシンク、最初の使い方と下地づくりで”持ち”が大きく変わります。この記事では、リフォーム直後の注意点から下地調整→コーティングの要否判断、仕上げ後の毎日のケアまでを、手順とNG例つきでコンパクトに整理しました。


リフォーム直後にやること(最初の48時間)

  • 粉じん・養生糊の拭き出し: 中性洗剤を微量に泡立て、一方向でやさしく拭く→完全水拭き→乾拭き。
  • 水まわり通水テスト: 排水金物・オーバーフロー・継ぎ目からのにじみ・垂れをチェック。
  • 金属×塩素の同時使用は避ける: 漂白剤・塩素系は必要箇所のみ短時間、使用後は十分にリンス。
  • 熱鍋直置き禁止(人工大理石): 耐熱でも急激な熱載せは変色の原因。

コーティング診断

コーティングの可否・最適タイプ(親水/撥水)・下地調整の要否は、写真でほぼ判定できます。写真1枚で可否と概算をお伝えします。


コーティングの役割と限界(期待値をそろえる)

  • できること: 水はけの均一化、もらいサビ・油膜の抱き込み抑制、拭き上げの時短。
  • できないこと: 深い傷の消去、衝撃や高温への完全防御、強い薬剤の常用による劣化防止。

素材別の要点

  • ステンレス: ヘアライン方向の微細傷整列(軽研磨)→脱脂→コーティングが王道。
  • 人工大理石: 薬剤相性差が大きいため、目立たない部位で試験→短時間作業が原則。

自宅でできる「下地づくり」安全手順(DIY派向け)

  1. 脱脂: 中性洗剤を泡立て、シンク全体を一方向に洗浄→十分にリンス。
  2. ミネラルスポット除去: 白い輪や水垢部のみクエン酸を短時間(10分以内)→完全リンス→乾拭き。
  3. 乾燥: 水分ゼロまで拭き上げ、30分ほど自然乾燥。
  4. (任意)保護マット: 作業中の金属器具の擦れを防ぐため、柔らかいマットを一時敷く。

NG: 酸×塩素の混用/研磨力の強い粉・パッドでの力任せ/人工大理石への長時間酸放置。


洗いぐまの施工フロー(下地調整→選定→仕上げ)

  1. 状態診断: 素材・ヘアライン・微細傷・白輪の有無を確認。
  2. 下地調整: 必要に応じて軽研磨で筋目を整列(削り過ぎはしない)→脱脂・乾燥。
  3. 適合コート選定: 用途と好みに合わせ親水/撥水のいずれか、適したコーティング剤で施工します。
  4. 仕上げ確認: 塗り漏れがないかしっかりチェック→日常ケアをレクチャー。

長持ちさせる毎日のケア(“1分ルール”)

  • 30秒: 水仕事後に一方向の水切り→マイクロファイバーでサッと乾拭き。
  • 10秒: 排水カバーを外してぬめり予防の水流を通す。
  • 20秒: 周囲の水滴(カウンター・水栓根元)を点拭き。

避けるもの: スチールウール/クレンザーの力任せ/塩素の常用/鍋底・ざるの擦れ。

週1の最小メンテ: 中性洗剤で脱脂→白輪にだけ短時間クエン酸→完全リンス&乾拭き。


よくある質問

  • DIYコートの上にプロ施工はできる?
    → 可能ですが、除去→下地再調整が必要な場合があります。
  • 持続期間は?
    → 使用頻度・ケア習慣で変動。拭き上げ習慣が体感寿命を大きく左右します。
  • 人工大理石でも大丈夫?
    → 種類によって相性が違うため、目立たない所で試験→短時間が原則。
  • 変色が不安
    → 熱鍋直置き・漂白剤長時間放置・金属粉の擦れが主因。予防運用が最重要です。

まとめ(悩み→解決→次の一手)

  • 悩み: リフォーム直後の艶をくすませたくない/水跡がすぐ残る。
  • 解決: 下地づくり→適合コート→1分ケアで”戻り”を遅らせる。
  • 次の一手: 写真1枚で素材・状態を判定し、最短の施工/見送り判断をご提案します。